2008.10.06(火)
10.05日にロンドンからフライトでダブリンに到着。
ここではダブリンパスを買わず、普通に市内観光をすることにする。メインとなる見所が多くないので絞って単体で見て周って学割を使ったほうが安くなるからだ。
巨大都市ロンドンから来たここはコンパクトにまとまり、歩いても十分見て回れる広さであるのも嬉しい。
私は急にゆったりとなった時の流れに身を任せ、落ち着いて観光を続けていた。
到着日に見たダブリン市の中心を流れるリフィ川、派手さはないものの橋のライトアップが心地良い
市の中心であるオコンネルストリート
そしてヘンリーストリート
有名なギネスビールの工場
見学ツアーで中に入ってビールの試飲が出来るがアルコールを殆ど飲まないので外から見ただけ
地下礼拝堂が中世の中でも最大規模と言われるクライストチャーチ大聖堂
ガリバー旅行記の作者、ジョナサン・スイフトの眠る聖パトリック大聖堂、右に眠る・・・
ダブリン城
トリニティーカレッジ、ケルト芸術の最高峰と言われるケルズの書がここにある。
見所と言ったら大きくはこんなものだろうか・・・
ここでは“どう観光すれば合理的なのか”をわざわざ考える必要もない。少し歩いてすぐに目的地に着いて、そして見れば十分だ。
大都市にありがちな喧騒もない、私は悩むことなく、頭を使うことなく、ただこの緩やかな時の流れに身を任せ穏やかな気持ちでいれば・・・
「んっ・・・??」
これは・・・
日本人なら誰でも知っているような有名なサッカー選手だが・・・
タイトルは?
「The Zen of Nakamura」
『・・・』
『・・・・・・』
待て、私にしてもこの選手は知っている。アイルランドリーグで年間最優秀選手も取ったほどの男だ。
だが・・・
「中村の“禅”」
と、言うのは・・・
俊輔が“禅”をやっている事など聞いた事がないし・・・
それとも俊輔のプレーが“禅”に繋がっているのか?ただのファンタジスタだぞ、彼は・・・
それにサッカーはスポーツであって娯楽だ!
一体全体どう“禅”が俊輔に関係してくるんだ・・・???
ダブリン・・・
ゆったりとした時の流れに身を任せて頭を休めるいい機会だと思っていたが・・・
こんな本を見つけたら気になって考えてしまって仕方ない・・・
こうなったらもう誰でもいい・・・
「“禅”と中村」の相関関係を教えてくれ・・・・
禅問答(ダブリン:アイルランド)
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